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 廃水処理に用いられる有機汚濁指標にBOD(生物化学的酸素要求量)があります。JISでは20℃で5日間培養したとき消費された溶存酸素量と定義付けられています。
 しかしこの分析では真の汚濁量を測定できない場合があります。
 実際の施設では、SS(懸濁物質)が処理系統内で徐々に溶け出して、BOD負荷となる場合等があるからです。
 私たちは真の汚濁量を把握するために原水のBODを20日間で測定します。BOD20日を実負荷として設計計算や運転管理に用います。
 同時に、SSを測定し、SSがどの程度BODに変化するかを見極めます。
 また、DO(溶存酸素)の多少で活性汚泥を管理するのは危険です。
 DOが高いことと活性汚泥が必要としている酸素を十分供給できていることとはイコールではないのです。
 様々な製造工程で排出される廃水処理を、間違った方法で長い間行うとどうなるでしょうか。
 一つは、水質環境汚染の重要な原因になります。
 結果的には、川や海や周囲の環境を汚す要因となります。
 これは地球環境問題にとってゆゆしき問題を生むことになります。
 そのためにもきちんとした廃水処理が必要なのです。

 もう一つは、廃水処理がきちんとできないと設備の老朽化を早めると同時に御社の信用問題にもなります。

・廃水処理施設運転管理
活性汚泥技術コンサルティング
・余剰汚泥削減運転技術指導
・汚泥濾過、乾燥システムの提供
・水質分析による解析
・汚泥検鏡による水質管理
・廃水処理施設改善工事

 廃水処理のために多大なコストがかかって仕方がないと嘆いている経営者や担当者の方。それは、廃水処理システムが間違っているからです。廃水処理

をする場合に、不要な薬剤を使っていないでしょうか。原水のpHが4〜11の範囲で有れば、水質の調整は不要なのにpH調整剤を入れていませんか。あるいは凝集剤を曝気槽や沈殿槽で使用していませんか。正しい測定値に基づいた廃水処理であれば、不要なコストはかかりません。
 3回までは無料にて活性汚泥の健康診断を行っています。顕微鏡観察によって負荷の大小、空気量の過不足、毒物等妨害物質の有無、粘性および糸状性
バルキングの兆候を見極めて、トラブルの早期回避を実現します。サンプルは沈殿槽直前の曝気槽汚泥をリポビタンD等のドリンク剤の容器をよく洗って半分程度、宅配便にて翌日の午前中までに送ってください。顕微鏡観察結果はメールで添付して送ります。詳細をご希望の方は………。
「人は地球の主人ではない」

 私たち人間は自然界の生命維持システムの中で生かされているのです

「人は地球の主人ではない」
をモットーに、「地球全体が大きな生命体であり、生命維持システムである」との考えに立ち、自然界からお借りした清廉な水を使用させて頂いた後に、元通り綺麗な水に戻してからお返しする事が極自然な行為であり、人間はもとより他の動植物の犠牲を限りなく少なくする事が私たち人類の責務であると考えて(職務)にあたっております。